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ダイキン工業株式會社は、內閣府が主催する「第5回日本オープンイノベーション大賞」において、フェアリーデバイセズ株式會社との『グローバルな現場DX/脫炭素化と國內現場力の維持を実現する「コネクテッドワーカーソリューション」の推進』の取り組みが「総務大臣賞」を、理化學研究所、豊橋技術科學大學、京都工蕓繊維大學、鹿島建設株式會社との『スパコン「富岳」による新型コロナ飛沫感染リスク評価のデジタルトランスフォーメーションと社會実裝の推進』の取り組みが「文部科學大臣賞」を受賞しました。
日本オープンイノベーション大賞は、産官學が組織の壁を越えてイノベーション創出に挑戦するプロジェクトにおいて、今後のロールモデルとして期待される先導性や獨創性の高い取り組みを政府が表彰するものです。本表彰は、イノベーション創出を巡る競爭が國際的に激化する中、日本のオープンイノベーションのさらなる推進をめざして平成30年度にスタートしました。研究開発等の成果を迅速に社會実裝し、社會課題の解決や新たな価値の創造につなげることが重要な課題となる中で注目されています。
このたび「総務大臣賞」を受賞した取り組みは、製造業をはじめとした現場を抱える多くの組織が課題とする熟練工のノウハウの活用や継承をDXによって実現したものです。既に當社が展開する空調設備のサービス業務において社會実裝されていることや、AIやリモートを用いてノウハウの活用範囲を拡大させられることなどが、非常に意義のあることとして評価されました。
「文部科學大臣賞」を受賞した取り組みは、スーパーコンピュータ「富岳」と飛沫シミュレーションソフトウェア「CUBE(キューブ)」を用いて、飛沫?エアロゾル感染リスク評価を産學官連攜體制で具現化したものです。新型コロナウイルスの感染リスク評価と感染拡大抑止対策を提案してきた取り組みとして社會的な意義が高く、最先端科學の成果を実社會に適用し、目に見える成果を上げた事例として評価されました。
今後もグローバルで様々な分野のパートナーと強固な関係を構築し、オープンイノベーションを推進し、社會課題の解決や、新たな価値創造を進めていきます。
第5回日本オープンイノベーション大賞「総務大臣賞」
グローバルな現場DX/脫炭素化と國內現場力の維持を実現する「コネクテッドワーカーソリューション」の推進
フェアリーデバイセズ株式會社、ダイキン工業株式會社
概要 | 世界の脫炭素化と國內産業の維持を両立する、ポストコロナ時代の新たなエコシステムを形成?拡大に取り組むプログラム。 |
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目的 | 最先端の省エネ機器を高品質で施工?保守できる「熟練工の世界的な確保?育成?拡充」と、高齢化により國內の熟練工が長年培ってきた「経験?技能?暗黙知の喪失」という2つの課題を同時解決する。 |
內容 | 「日本の熟練工と世界の現場を繋ぐコネクテッドワーカーソリューション(CWS)」を構築し、熟練工による世界各地の作業者の遠隔支援?教育及び知見のデジタル化を実施。世界の脫炭素化と國內産業の維持を両立する、ポストコロナ時代の新たなエコシステムを形成?拡大中。 |
効果 | 2020年以降、14ヶ國で2000人以上がCWSを活用。本社から國內外の現場を遠隔支援するポストコロナ時代の運用體制を構築。出動人數の削減で移動時間と環境負荷も大幅低減し、生産性向上とCO2削減を両立。 |
第5回日本オープンイノベーション大賞「文部科學大臣賞」
スパコン「富岳」による新型コロナ飛沫感染リスク評価のデジタルトランスフォーメーションと社會実裝
理化學研究所、豊橋技術科學大學、京都工蕓繊維大學、鹿島建設株式會社、ダイキン工業株式會社
概要 | 世界最高性能のスパコン「富岳」とSociety5.0を支えるシミュレーションソフト「CUBE」を用いて、新型コロナを対象とした感染リスク評価と感染拡大抑止対策の提案を実施するプロジェクト。 |
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目的 | 感染初期における新型コロナ感染に対する一般社會の正しい理解と、科學的データに基づく感染拡大抑止策の迅速な提案、ウイズコロナ時代における社會経済活動を妨げることのないウイルスとの共生空間の実現、さらには將來確実に來襲する新たなウイルスに対して感染癥にレジリエントな室內環境の実現によるニュー?ノーマルの確立。 |
內容 | 感染狀況に応じ社會や政府が必要とするタイミングで、既存の実験やシミュレーション技術では対応できないケースに対して、リスク評価と対策提案を実施。 |
効果 | パンデミック初期における飛沫?エアロゾル感染の科學的理解と、マスクやパーティション等の対策の重要性を社會に啓発し、人々の行動様式に変革を與えることで感染拡大の抑止に大きく貢獻した。 |